ライトフィッシング

釣りも人生も軽装備で

小4夏に野菜を売り歩いていた思い出

こんにちは、どゅうきです。


突然ですがみなさん夏バテしてませんか?


最近暑い日が続いているような雨が多いような天気が続き、“実はまだ梅雨なんじゃね?”と感じることがありますよね。


そこで今回は、暑い夏を乗り切るために絶好な夏野菜を紹介すると思いきや、




僕の小4の夏休みの思い出が珍しかったみたいで、記事にしてほしいと言われたので、


詳細までは思い出せませんが、印象に残っていることをメインに書いていこうかなぁと思います。



きっかけ


僕のツイッター友達で

それでもつづく!けいいち君という僕と同い年の青少年がこんなことを呟いていました。





www.soredemotbc.com



正直僕は、え、まじで知らないの?と思いました。



しかも彼はキャベツレタス見分けられると天才とまで豪語しており、



ぼくは天才と認められました。(なんやそれ)



で、彼になぜわかるのかを聞かれ、ちょっと昔に家庭菜園で野菜育てて、売り歩いていたから


と説明したら、その話を書いてほしいとおねだりされたので、忙しいけど書くことになったわけです。



小学生の頃の日常


まぁ普通の小学生ですよ。


ちょっと悪ガキだったみたいで、担任の先生にはことごとくいじめられてましたね。(基本先生と激突するタイプなのは今も変わってません)




とにかく外で遊ぶのが好きで、家には飯食って寝る以外ほとんどいませんでした。


勉強はもちろん大っ嫌いでしたし、先生も嫌いでした。(宿題はちゃんとやってたけど)


そんな哀れな小学生にも夏休みは皆平等にやってきます。


夏休み到来


退屈な学校生活も一旦休憩で、やりたいホーダイ、でもなんかやってないと時間の無駄使いしてそうで嫌だな


ガキながら、考えていました。


そんな時に見つけてしまったのが、家庭菜園でした。


僕の家では、じいちゃん、ばあちゃんと一緒に住んでいて、偶然にも庭に畑がありました。(今もある)


畑といっても、縦横5メートルずつほどの規模だったので、大量に作ることはできませんが、


小学生だった僕には、最高にマッチした大きさでした。


なぜ最高かというと、僕が毎日朝起きて手入れができる規模だったからです。



毎日色々な発見があり、その魅力にどっぷりハマって行きました。



販売がしたくなった


僕が毎朝3:30頃起きて畑にいると、散歩してるおじちゃん、おばさんに結構話し掛けられる機会があり、君が一生懸命作った野菜食べてみたいと言ってもらい、嬉しくなり寄って行く人に無料であげていました。


しかし、野菜を育てるには、肥料や種、苗を購入しなくてはなりません。


そこで、今までの人たちに販売しお金を貯めようと考えました。


それからは、無農薬にこだわり美味しさと安全性を追求しました。


一夏で1万円売り上げる



毎日、朝どれ野菜を売っているうちに勝手に10000円まで売り上げていました。(利益はほぼ無い)


でも、小学生の僕には凄く感動と刺激がありました。


自分で生産したのが、人に喜んでもらってお金までもらえるなんてこんな嬉しいことは無い


この時将来の夢は、サカタの種やトーホク交配に就職するんだと決意してました。


実際に、小学校で書かされた将来の夢にもそう書いてあったそうです。(母親、ばあちゃん曰く)


このことでいじめを受ける



やはり、金を稼いでいると噂が立つと馬鹿どもが、無許可で販売してるとかあいつおかしいから気持ち悪い


とかとにかくいろんな罵声を浴びせられました。


この時期で、誹謗中傷を経験してたんですねー。今なら受け流すんですけど、わりと深刻に考えちゃってましたね。


実際に警察の人にも話しこともありました。正直僕は捕まるのかなと


そしたら、いい経験をしてるからもっと頑張りな


やっと認めてもらえたと自信を持つことができるようになりましたね。



振り返ってみて感じたこ



自分って結構恵まれてるんだなとつくづく感じることできました。


決して家庭は、裕福ではなくむしろ貧乏でした。家も自営業(床屋)だったし、


でも家族は僕が興味があることを全力で応援してくれました。


もともと人とは違うことをするのが大好きだったので、そういった面では家族に感謝してます。



人は人によって形成される

結局農作業もやらしてくれたのは、じいちゃんばあちゃんでもあるし、そこでのびのびさせてくれたのが、こうやっていい経験となってるわけです。


いい経験は絶対に役に立ちます。そういってもなかなか響かないと思うので、将来どこかで点と点が必ず繋がります。


絶対繋がらないと思う人は気づいて無いだけです。


僕は、人とつながったり関わったからこそ気づくことができたのです。


けいいち君ほんとありがとね。


これからについて


やっと最近になって、大学は行ってもいいなというか
行きたいと強く感じることができるようになりました。


前は、学歴欲しさになんでこんな面倒な思いまでしていかなくてはいけないんだと思ってましたが、


自分の行きたい理由を明確にしたら、めちゃめちゃやる気が出るようになりました。


志望は北海道大学水産学部増殖生命科学科育種生物学です。


受験方式は、AO入試です。


一般でも受けるつもりですが、自分の経験と熱意をありったけ語れるのはこれしかありません。


正直高校は大学受験には関係ないと思います。


だって僕が行ってる高校なんて偏差値50あるかどうかの県立底辺高校ですよ。


逆に、周りで国立受験をする奴も少なくて、お前の頭じゃいけねーよとか言ってくる奴もいない(陰ではいるかもしれないが)ので、本当に自分の意志で選択することができました。


これだって、人が人を形成する一例だと思います。


僕は日本にもっともっとAO入試が増えてほしいと思います。


実はみんな何かの芽を持ってるはずなんです。


でもみんな、大人に近づけば近づくほど、周りに合わせるようになっていく。


気づいたら、小さい頃抱いた思いを忘れていくのです。


周りの環境って本当に怖いですね。


こんな僕を形成しているのは、自分の行動選択を尊重してくれた全ての人によるものだと信じています。


僕も、ドライバーの立場になったら今にも芽が出そうな彼らの意志を尊重していきたいです。


高3でも進路に迷ってるなら旅に行け


周りがどうしても、潰し合い仲間しかいないのなら、旅に行って自分の視野を広げろ。


本当に僕は、ヒッチハイクから得たものは本当に多いです。


この記事を読んでいる方で高校生で、自分の日常に不満を持ってる人がいたら気にせず旅に行ってほしい。


ウヤモヤで、行きたくない大学に行くぐらいなら浪人してでもいいから視野を広げてから進路を決めよう。


きっと、その後の人生楽しくなるから。きっと笑える日が来るから。




僕の夢は始まったばかり、毎日楽しんで生きていこう。



訂正


北大受験は諦めました。


もともと不整脈持ちで、年々悪化していることもあり、北海道での生活は自分の体に負担が大きすぎました。


自分は、それでも行けると今までやってきましたが、ダメでした。


最近は日常生活にも支障をきたしており、自分でも不安になっています。


今まで皆さんに期待させてすみませんでした。大学は都内の大学に進学します。